道枝駿佑くんがどこにいてもそこは常に0番だったという嘘のような本当の話

 

国道の下の地下鉄を抜けると、松竹座であった。松竹座の底は元から白かった。オタクが列に止まった。

 

 

 

 

 

 

思えば私が大阪の地に足を踏み入れるのは初めてでした。大きな期待とペンライトを胸に抱え、そのどう考えてもキラキラアイドルジャニーズさんがコンサートをやるような雰囲気ではない白く塗られた荘厳な劇場の外観を見上げ、とうとう私は今日というこの日、ずっとずっと一目お目にかかりたいと切に願っていた道枝駿佑くんを遂にこの目に収めるのかと実感し、踵を返して自宅のある関東の某夢の国県に一目散に逃げ帰りたくなったのを覚えています。

 

 

 

 

繋がらんよ〜〜〜〜文脈が1ミリも繋がらんよ〜〜〜〜

 

 

 

 

道枝駿佑くん

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あらまぁなんと綺麗なこと。

 

何度見てもびっくりしちゃう。

慣れない。美しさに慣れない。

 

 

 

とまぁこんな茶番(真剣)を常日頃繰り返す、メディア媒体でしか道枝くんを見たことの無いオタクをしていました。正確に言うと、超絶怒涛のド新規道枝くん担の私が道枝くんを応援しようと心に決めてから初めて決まった現場がこの関西ジャニーズJr春の恒例公演@松竹座 だったわけです。(私が道枝くんを応援しようと心に決めた時既に冬の恒例公演@城ホ 所謂あけおめコンというものは受付の扉を閉ざしており、あけおめコンのレポをスリッパを噛みちぎる思いで見ていた2019年の幕開けでありました。)

 

 

 

日々、様々なメディアを通して道枝くんを目にし、それらを逐一崇拝し称え彼が生きるこの世界に賛美歌を捧げるなどしているオタクが遂にその眼に自担という光を宿す日を迎え、関ジュ担の聖地松竹座のある道頓堀の地を踏みしめたのです。

 

その光が眩しすぎることは想像に難くないことでした。

今までジャニーズのオタクをしてきて、その都度好きなアイドルに会う・現場に行くというのは大変崇高な行為であり隅々まで身を清めて行かなくてはならないものだと重々承知してはいましたが、道枝くんの場合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私なんぞが会ってもいいのか...(小声)(激震)

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えさせられるくらい私の中で高貴で尊い存在だったのです。高嶺の花。

 

 

よくオタクは

「美で殺す」「美で画面が割れる」

等、自担や推しの美しさによる超常現象を非オタが見聞きしたら間違いなくドン引かれるレベルのガチな目で語りがちですが、かく言う私もそのオタクの1人。

 

道枝くんの美に殺される...あんなに眩い姿を直接見てしまっては失明は確実...

 

てか皆なんで平気で太陽を双眼鏡で直接見に行こうとしてんの...?それやっちゃダメですよって教えられたでしょ?とは思いつつ私もわざわざお金を払ってそれをやろうとしてるというこの矛盾...!(ここいらで大好きな人に会う直前のオタクの錯乱状態をわかって欲しい)

 

 

 

 

足がすくむ。数時間後、チケットという無敵のベールを身に纏い悠々と松竹座の扉をくぐった私は本当にこの目であの道枝くんを見れてしまう。あんなにも待ち望みあんなにも夢に見たことなのに。

 

足がすくむ。

 

こぉんな つも〜りじゃ ない〜のにおかしぃぃ〜〜(高橋恭平さんvo)

 

 

 

 

 

とはいえやっぱりこの美貌、せっかく生で見させていただける権利を得たのだからこの目に収めるまで死ねない。失明でもなんでもしてくれ。目くらいくれてやる。あの美しさで目を失うなら本望。

何より、道枝くんのメンバーカラーのピンクは関西ジャニーズJrの中で並立する3つのグループ(なにわ男子・Lilかんさい・Aぇ!グループ)唯一のピンクなんですよね。

つまり林家ペーパー子イズムを忠実に伝承している何某かになるか点灯させるペンライトの色を間違える(正直あけおめペンラの紫がピンクに見えて仕方なかった私はこれやりそうになった)(電池切れかけると紫は確実にピンクへと変わる)(よって道枝くんからのお零れを貰う心当たりのない紫担爆誕)かしない限り、

ピンクのペンライト=道枝くんが最も好き

のダイレクトなサインになる訳です。

道枝くんがステージから客席を見た時に、ひとつでも多くその特別なピンク色があったら、ピンクのペンライトの多さを見て道枝くんが少しでも嬉しいと感じてくれたら、それだけで私が松竹座に居る意味があると思ったのです。むしろそれが私に出来る精一杯かと。

 

 

 

 

 

かくして私はチケットという無敵のベールを身に纏い、とうとう松竹座劇場内に足を踏み入れました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ開演。

私が初めてお目にかかった道枝駿佑くんは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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白衣をお召しになっておられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔の良い人間のみが入所を許される屈指の顔面最強集団。それがジャニーズ。

顔面の良さは全人類の希望となり、顔の良い人間はそこに立っているだけでお金がもらえて然るべき。

のはず。

 

なのに。

 

 

 

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コント、すなわち観客から笑いをとろうという芸事をしていらっしゃる。

こんなにもお顔の美しい男の子が。

 

そんなとんでもない有り難き事実を礼讃する間もなく、初めて道枝くんを見た瞬間に私の周囲の音は消え去りました。無音。きっと会場にいる皆様はあの顔面最強医者トリオ(顔面だけで治癒効果大)が出てきたことでたいそう黄色い歓声をあげていたことでしょう。

しかし無音。道枝くんの放つ光があまりにも強くて眩しくて離してくれない。全身が、五感の全てが道枝くんに奪われたような、そんな感覚がしました。なんなら数秒間息が止まっていたかもしれません。身動きが取れなくなった後、自然と胸の前で手を合わせてしまうような神々しさ。息をするのも、瞬きをするのも、それに用いる僅かな労力すら惜しいくらい道枝くんにだけ神経を注いでおきたいと思わせられる程。

あんなに緊張して帰ろうかなとすら思っていた私は、その時もう既に松竹座の座席に根を生やしていました。

 

 

 

 

 

べらぼうに小さく余白がないお顔、無駄のないフェイスライン、主張し過ぎず慎ましやかに顔面のセンターに君臨する鼻、ツンと整っていると言うより若干丸みを帯びることで愛らしさを増幅させる鼻先、切れ長で横幅がある目と表情によって移ろう危うげな平行二重、自然に生えた眉毛、全体的に華奢な身体の割に広い肩幅、その長さに上品さすら感じる四肢。

どこを取りあげても芸術作品のようなパーツから道枝くんは構成されていました。

 

 

美しいにも程がある。

彼の美を表すための言葉がこの世には明らかに足りません。言葉が彼に追いつけていない。

それほど美しい道枝くんに、初めは冷たさを感じました。ピンと張り詰めた凜とした美しさ。透き通っている氷のよう。

コントでの役柄上カッコつけてなんぼの役だったせいもあるかもしれませんが、美人って目が死にがちというか、無表情でいるとつい冷酷な雰囲気が漂ってしまう面があると私は思っているのですが、まさしくそれでした。目が死にがちな美少女美少年、大好物ですありがとうございます。

 

でもここで終わらないのが道枝駿佑さん。

ものすごくキツそうな体勢(下記画像参照)で1分半近くステイさせられる一場面ではキツさのあまり笑ってしまったり

 

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コント中に爆笑ポイントから逸れた割とシュールな場面で1人で笑いだしたり、笑いを我慢しないといけない状況に弱すぎたり、とうとう自分のセリフで笑いを堪えたら声が裏返って笑ってしまい、そのせいでむせているのを末澤のパイセンに心配されている道枝くんは何と可愛らしいこと!!!!!!!!

 

先程まで感じていた冷たさは何処へやら。

一気にメンバーカラーのピンクの信憑性を帯びてきた道枝くんはコントのみならず、公演後半のショータイムでも余すところなく魅力を存分に発揮していらっしゃいました。

 

 

 

 

3/5から3/31までほぼ毎日公演を行い計35公演(うち3公演は東京でのドラマ撮影の為道枝くんは欠席)、間に挟まるつかの間の休演日は日帰りで東京で音楽番組の収録、公演と同時進行でドラマの台詞入れ、ドラマの撮影、その他私たちオタクにはまだ明かされていないお仕事の数々をこなしながらもステージ上では常に笑顔で輝き続けてくれた道枝くん。え、道枝くん5人くらい居る?

 

字面だけ見ても社畜感満載のこの怒涛のスケジュールの中、16歳の少年はステージに立ち続けたわけです。

誰がどう見ても正気の沙汰ではないこの状況(ですが年齢云々に関わらず芸能の世界では割とよくある話だったりしますが)なのに

 

 

道枝くん、本当に心から楽しそうにパフォーマンスするんですよね。

 

ステージに立っているのがもう楽しくて楽しくて仕方がない!!っていうのがとめどなく溢れてしまっている感じ、ステージ上終身雇用確定ですよ。

これだけ詰め詰めのスケジュール、もし周囲への感謝を微塵も感じず、ファンからの愛をちっとも受け取らず、頂いたお仕事の数々を疲れたしんどいと感じていたら絶対にこなせないものです。私はステージ上の道枝くんしか見たことがないし、本人が見せようとしない裏側を見ようとは思いませんが、ステージ上での道枝くんは本当に楽しそうで、このお仕事に誇りを持っていて、来てくださったファンの一人一人にきちんと感謝したい気持ちがどんなに物理的距離が離れていようとも、客席とステージという居る場所の高さすら違う場所にいても伝わってきました。

 

道枝くんの場合、

"ファンの一人一人に感謝しよう"

ではなくて、

"ファンの一人一人に感謝したい"

なんですよね。

 

自分はアイドルだから、ファンの人が居ないと成り立たないから、義務感で感謝しよう。ではなくて、純粋に「来てくれてありがとう!」の気持ちなんです。いやこれはあくまで私が彼の公演中のファンへ向ける視線やお辞儀、ファンサービスを見て推測したことに過ぎないのですが。道枝くんの中ではきっと自発的に出てくる当たり前の感謝の気持ちであって、しようと思ってしているものではないのだろうなぁと。

ステージ上からファンの人を見つめる目が慈愛に満ちていてなんとも優しい撫子色の雰囲気を纏っていました。

 

 

桜舞う演出で物理的にもピンク色のオーラを漂わせていたMemorialは言及せざるを得ませんね。

 

 

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なにわ男子になってからというもの、自他共に認める(ここ多分普通はちょっと笑うとこ)ビジュアルシンメとして道枝くんは高橋恭平くんとシンメトリーの位置に立っていますが、道枝くんと長尾くんのビジネス相棒コンビ(ここでのビジネスというのは決して悪い意味ではなく、このお仕事で出会っていなければ絶対に交わることのなかった2人という意味です)通称"みちなが"も双方のファンにとってはたいそう尊く忘れてはならない存在です。

そんな2人が胸元に鮮やかな花を添えた白いタキシードを着て向かい合って

「涙も悲しみも笑い合えるのは」

「今日という瞬間を」

「「迎えられたから」」

なんて歌った日には全地球人がハートフルな気持ちになるに決まっているではありませんか。

極め付きは歌唱中にまるで桜が2人のあまりにも平和な世界観に引き寄せられたかの如く舞う演出。

道枝くんの少し伸びた髪の毛にその桜が落ちる絵面は宗教画以外の何者でもありませんでした。

 

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桜が舞い落ちる様子の風光明媚さは道枝駿佑さんがそこにいることで初めて完成するものなのだと知れましたね…。道枝くんが少し桜を振り落とすようにしてもまた桜は道枝くんの髪の毛に落ちるんです。桜も落ちどころがよく分かっていらっしゃるようで。ええ。

 

 

 

ここまで散々道枝くんの美しさと内側から出る輝きを語ってきましたが、私が初めて道枝くんにお会いして最も強く感じたこと、それは

 

 

 

 

間違いなく、彼がステージ上のどこにいても、彼がいるその場所こそが

0番=センター

のポジションになるということ。

 

 

 

 

 

 

いやいやちょっと待ってくれよ。今まで黙って読んでやってるのをいいことにどこまでも脳みそ湧いた発言しやがって。そりゃああんたが双眼鏡で終始道枝くんをロックオンしてたからそう見えるに決まってるだろうが!!!!

 

と耐えかねたオタクは各地で一揆を起こし村には飢饉による伝染病が蔓延しそうなこの総括ですが、それは勿論異論無しです。

確かに私は双眼鏡で終始道枝くんのみを見ていましたし、正直公演後の感想といえば道枝くんのことしか覚えていないし道枝くんに集中しすぎたことで全体のセットリストの記憶はほぼ吹っ飛んでいましたので、公演後どこからともなく流れてくる記憶力の素晴らしいオタクの皆様のレポに縋りましたが!

 

道枝くんのことを沢山目で追っていたからこそ、その煌めきを余すところなく拾えたからこそ、道枝くんはどこにいても真ん中にいる人や周囲の人達の働きに頼って力を抜いたりすることは決してない、むしろ誰にも負けないくらい輝ける人なんだと自信を持って言えると思いました。

 

これは決して

道枝くんこそセンターに相応しいんだ!!!道枝くんを!!!センターに!!!!置け!!!!!

という至極過激なことを言いたいのではなく、どんなにステージの端にいても花道のずっと先にいても、自分の輝きを出し惜しみすることなく会場に幸せをもたらす道枝くんが如何に素晴らしかったかを言いたいのです。

 

あぁ道枝くんってどのポジションを任されても大丈夫な人なんだなぁ。確かに真ん中って1番誰からも見やすくて注目されやすい位置ではあるけれど、自分が立つ場所がどこであろうと真っ直ぐに前を向ける人なんだなぁ。なんて素敵なんだろう道枝くんって。と、どこにいても自分が常に見られていることを理解してアイドルで居てくれている道枝くんを肌で感じられてとても嬉しかったです。月並みな言い方かもしれないけど、本当にただただ嬉しかったです。

こんなに素晴らしいお人を応援できて光栄ですとまたしても胸の前で手を合わせ天を仰ぎ祈祷を捧げたくなる、そんな気持ちです。

 

華奢な身体に儚げなお顔、少しでも押したらすぐ崩れてしまいそうな繊細な見た目とは裏腹に信念は確立していて芯のある男の子だということは会う前から知っていたけど、ただ生でパフォーマンスを見ただけでそれがより真実味を帯びて感じることが出来るなんて。

 

ファンに対しても自分に対しても誠実な道枝くん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんなに内面から美しいのに呼吸までしてるって本当?

 

 

 

 

 

 

 

 

会ってきて肌で感じてきたのに正気か?と言いたくなるような感想ですがあんなにも尊い存在が呼吸までしている事実は未だに信じ難いところです。

 

たった一公演、ほんの100分ほどの時間を道枝くんと、関西ジャニーズJrの皆様と共有させて頂いた春でしたが、

 

とっっっっっっでも楽しかったです。

 

何公演も入ることに慣れたJr担にとっては私の春はつまらない春かもしれないし、たった100分で道枝くんの輝きに浸かったつもりでいるなんて甘いと感じられてしまうかもしれませんが、私にとってこんなにもキラキラとドキドキで溢れた100分はありませんでした。

 

平凡でぼんやりと過ぎ行くだけだった日々が道枝くんのおかげで鮮やかに色付き、ときめきに溢れた毎日が続きました。

 

自分の行けない公演でも、現場があるということはその分行った方のレポや公式の映像化(大声)、雑誌の写真付きレポ等の楽しみが待っているということ、本当に有り難き幸せです。

 

何より、道枝くんの活躍の場が沢山用意されているこの現状が十分楽しく喜ばしいことだと感じた春でした。

 

 

 

 

 

 

 

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彼らに会ってから性格が明るくなり、友達も増え、肌ツヤが良くなりました!効果を実感しています!(千葉県/10代/女性)

 

オタ卒を控えたオタクがなにわ男子道枝駿佑くんに心奪われるまで

 

 

 

 

 

私がジャニーズに目覚めたのは、他でもない母(ジャニオタ)によるジャニーズ英才教育のせい、おかげでした。英才教育真っ只中の2008年小学1年生7歳の頃から嵐を応援すること3~4年。2011年にMステを嵐目的で見ていたところ、最近ジャニーズからデビューしたらしいなんだかマイクに薔薇を付けたキザ集団(当時10歳の私にはそう見えた)が一緒に出演していました。

 

 

SexyZoneという非常にセンセーショナルなグループ名に10歳の私は拒否反応を示しました。

何がSexy Roseだ、と。

 

 

 

 

 

 

 

このフラグ展開になんとなくお気付きの方もいると思いますが、そう、何を隠そう私はSexy Zone沼に華麗に突っ込みました。このMステ事案から5ヶ月後のことでした。5ヶ月で何があったんだこの手のひら返し。そこからファンクラブ結成日にファンクラブに入り、コンサートや番協、小学生中学生の私に多ステなど出来るはずもなく、いずれも1公演ずつ参戦していました。

 

 

そんな中で当たり前のように参戦したSexy Powerツアー2015にて、私は見つけてしまったわけです。バックでシャカリキに踊る一番星を。

 

誰よりもキラキラと楽しそうに踊る手足の長い小顔イケメンは、当時無所でよく寺西拓人くんとのシンメを任されていた長妻怜央くん(17)でした。

長妻くんにLove-tuneという大切な居場所が出来、それに伴い露出も現場も増え、長妻くんが少しでも出るコンサートには必ず足を運び、かなりの頻度で長妻くんにお会い出来ていました。それはそれは充実していたオタクライフ。

 

 

 

 

 

 

それが突然ですよ、突然。

 

契約がどうとか、よく分からんいわゆる大人の理由なのか、とにかく明確な理由が明かされることなく徐々に、しかし確実に、Love-tuneはメディアに出なくなっていきました。

 

 

それからはもう、生ける屍そのものでした。あれよあれよという間に他のグループはやれYouTubeチャンネルだのやれ単独コンサートだの祭りだの。Love-tuneの出ない現場、Love-tuneの参加しない企画、Love-tuneのいないドル誌、Love-tuneのいない少クラはオタクへの非人道的な拷問の如く約半年間続きました。まるで初めからそんなグループなかったみたいに。

それでもね、ないと分かっていても期待してしまうんですよオタクってのは。解約すればいい情報局も、いつかまた会えるかもしれないなんて思って解約できない。嗚呼飼い殺し。

 

 

 

 

 

 

 

2018年11月30日19時頃。

ジャニーズJr情報局にてLove-tuneの解散、及びメンバー全員の退所が発表されました。

 

 

 

 

 

 

2018年春頃から雲行きは怪しくなっていたし、だいぶ前からオタクはLove-tune抹消宣告を受けていたわけで、自担の生存確認すら出来ていない状況でのこの解散発表。

 

 

もう少クラすら見るのが辛くなっていました。Love-tuneが居ないことを当たり前とされた空間に触れることが辛かった。どんなJrを見ても苦しくなる。

これはJrオタ卒だ...。今でも大好きなSexy Zoneを引き続き応援しながら、Jrからは身を引こう。そう思っていました。

 

 

 

 

 

 

長妻くんはどうしているのだろう。あなたにとってLove-tuneとは?の質問に「心臓」と答えた、Love-tuneというグループが大好きでメンバーのことが大好きでみかんが大好きな長妻怜央くんは、もうLove-tuneという心臓がないこの世界でどうしてるのだろう。

 

 

そんないくら考えても答えの出ない問を考え続けるだけの、オタ卒を視野に無味乾燥な毎日を消費していた私のもとに現れたのが

 

 

 

 

 

そう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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道枝駿佑くん(16)だったんだよおおおおおお(咽び泣き)

 

 

 

 

 

 

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ヒェッ・・・なんだこの溢れんばかりのキラキラ感は...ま、眩しい...目が痛い...。

 

 

 

 

 

 

道枝くんのことは「関西の有名な子」程度ではありましたが、ドラマ出演などの目覚しい活躍等々のおかげでなんとな〜く認識はしていました。

 

ことの始まりは2018年3月9日、当時まだLove-tuneの長妻くんを絶賛応援中だった私は、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんのソロ曲『ミステリーヴァージン』を披露する道枝くんを見ました。

 

 

 

 

その時は正直、「おぉ...なんかバタバタしてるぞ...」という至極失礼な印象を抱きました。(深く謝罪)

 

(釈明させていただきますと、当時応援していた長妻くんが道枝くんとは違ったタイプの踊り方をする人だったんですね。必死にダンスの上手なメンバーに食らいついていく中にもしなやかさや艶やかさがあって、無駄な動きが一切なくて。だから道枝くんの、成長真っ只中の手脚に慣れず上手くつかいこなせていない感じが余計にバタバタしているように見えてしまったんでしょうね...。ちゃんと見返してみたらとっても一生懸命でガムシャラで、尊先山田涼介さんへのリスペクトをすごく感じたよ...ごめんね...。)

 

そんな、決して良いとは言い難い印象を抱きながらもどうしてか、何となく道枝くんが気になる存在ではありました。何か強く惹かれる。

お顔はもちろん綺麗なんだけれども、お顔でもない、パフォーマンス力でもない、ただただ人を惹き付ける天性の魅力を感じました。

 

 

それがある日、長妻くんのメディア露出がほぼ無い状態で生ける屍と化していた私が操られるようにほとんど無意識で過去の少クラを漁っていた時のこと。

そこで何となく見たのが、2018年8月24日の少クラin大阪(長妻くんが居ないため普段in大阪はほとんど見ることが無かった私があの時なぜin大阪を見ようと思ったのかは未だに不明)で、道枝くんがHey!Say!7さんの『Sweet Liar』を披露している姿でした。(本当に日が浅い)

 

 

 

 

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「え、嘘でしょあの時の、あのミステリーヴァージンを踊っていた道枝駿佑くん?!これ道枝駿佑くん?!?!?!」

 

 

とてもあの時のミステリーヴァージンを踊っていた道枝くんとは思えない程、道枝くんは磨かれていました。いやどこ目線だよ。

たった5ヶ月のその著しい成長にまあ〜弱いこと。まんまとくすぐられるオタク心。真摯に努力する子にめっぽう弱いオタク心。

抜け殻のように過ごしていた私は道枝くんのことで頭がいっぱいになりました。お顔が綺麗で努力家(なことはパフォーマンスの成長を見れば明らか)な道枝くんをもっともっと知りたいと思いました。

それから我が家のレコーダーに眠る過去の少クラとまいジャニの限りを漁り、道枝くんが1秒でも出ていようもんなら目に焼き付け、道枝くんのことを沢山調べました。Twitterを開けばオタクの皆様が流してくださった現場レポ、雑誌、動画エトセトラで溢れ返っているので、それらの全てを網羅する勢いで血眼になって調べていました。マメなオタク様に謝謝。

 

知らなかった道枝くんの魅力をどんどん知れる毎日が楽しくて仕方がなかったです。それは今もですが。

 

そうしてどんどん好きになっていくうちにふと思うわけです。いや待てよ...あの時は、応援していた人の退所による底知れない悲しみから逃げたくて何かで頭いっぱいにしたかっただけで、道枝くんではなくても、誰でも良かったのではないか...と。

3年ちょっと付き合ってた彼氏に振られて落ち込んでいたとこをワンチャン狙いの男に付け込まれてコロッと落ちる尻軽女か?最低か私。逃避かよ、と。

 

 

 

そんな己への疑心とは真っ向から対立するように、私の脊髄は道枝駿佑くん(16)を求め続けました。

 

 

 

 

 

だって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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彼、、、可愛くない?

 

 

 

 

 

これ理由いる?克明に書く必要ある?全人類誰がどう見ても可愛いじゃん?それでいて向上心がバチバチに強いとか推せる要素しかなくない?魅力しかないじゃん?

ここに来て語彙力皆無ですよ。だって可愛いんだもの。可愛い。

 

 

しかも可愛いだけでは無い、ということを私は知ってしまうのです。

2018年8月6日、フジテレビにて放送された『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』の5話。

当時16歳であった道枝くんは、私立青葉中央高校2年、成績はトップクラスでバスケ部のエースながら近隣で相次ぐ動物殺傷事件の犯人として疑いがかかる岡崎直樹という役柄を演じていました。

底知れぬ闇を抱えた美少年。もうこの時点でだいぶ性癖に刺さる。メッタ刺し。

 

 

 

 

 

 

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性癖ど真ん中どストライク

 

 

 

 

無差別に動物のみならず次々と人を撃っていき、最終的に頸動脈を自ら切って自殺。儚い。綺麗なお顔から覗く瞳には常に光がなく、どんなに見つめても本心が分からない岡崎(道枝)くん。儚い。

 

 

おわかりいただけますか?

それまで好青年だと思っていた気になる男の子の、耽美で儚い一面を見た時。沼の始まる音がする。ズブズブと溺れていきました。

道枝くんじゃなくても、地の底まで落ちていた私には誰でもよかったんじゃ...なんて微塵も思わなくなっていました。

どうでもいいそんなことは。なんならそれでもいい。どんなタイミングであれ道枝くんに出会えたのだから。好きなんだ私は。絶え間ない努力によって色んな表情を見せてくれる、それでいて等身大の魅力を持ち合わせている道枝くんがこの上なく好きなんだ。

と、この時確信しました。

 

 

 

 

 

 

 

そしてあろう事か、彼

 

ドがつくほどの真面目なのです。

本人も「基本クソ真面目な性格」と自称する程。異論はありませんその通りです。

 

 

 

~以下、道枝くんの真面目さ(愛おしさ)が伝わるであろうエピソードのごく一部~

 

 

・好きな子と相合傘できるかの話

「男の子同士ならいいけど女の子とは…ちょっと。」

・お化けと会話をする同期・高橋恭平くんに対して「僕たちに関わらないでください」(真顔)

・ある日、先輩向井康二くんが出番前の日課である道枝くんへのハグを忘れ、ハッとして道枝くんを見たらハグ待ちで突っ立っていた。

・同期のパリピなノリについていけず「ホンマにこのノリ苦手や!(泣)」とガチで言ってしまう。

・なにわ男子が週替わりで更新するジャニーズウェブ上のブログ「日刊なにわ男子」にて、面白く書こうとしても真面目さが勝り若干の滑りを見せる。(愛おしい)

・まいジャニ

「旦那さんとケンカして落ち込んでいるゲスト(新婚)を癒してあげる」というシチュエーションにも関わらず「でもそういうケンカがあるからこそ、良い家族になってくんじゃないですかね」と家族の在り方について語る。

・容赦ないマジレスの数々

会話のお相手:関西ジャニーズJrの先輩大西流星くん

大西「母性にくすぐられちゃう」

道枝「母性"を"ですよ。"に"だと逆になっちゃうじゃないですか。母性"を"…(割愛)」

会話のお相手:HIHI Jetの橋本涼くん

道枝くんの穴あきTシャツに対して

橋本「服破れてるけど大丈夫??」

道枝「あっこれこういうやつです。」(真顔)

会話のお相手:関西ジャニーズJrの先輩大橋和也くん

大橋「家ではパンツ一丁とかスッポンポンなときも多い!笑」

道枝「お腹壊しますよ。」(真顔)

会話のお相手:関西ジャニーズJrの大先輩向井康二くん

向井「みっちーって最初に呼んだのは俺やんな?♡」

道枝「いや、恭平ですね。」(真顔)

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(1人だけ「!」ではなく「。」を付けられることから伝わるマジレス感)

 

・「寝にきました」

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・レッスン着に書かれた英語が「RAISE THE BAR」(ハードルを上げろ)(本人がこの英語に気づいているかは不明)

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尽きない。

 

 

可愛いが尽きない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ド新規ファンが調べただけでこの愛しさ全開なエピソードのオンパレード。

彼の飾り気のない真っ白な言葉は一見冷たく思われてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。不器用ですが真っ直ぐでとても優しい子です。

道枝くんの発する真面目な一言一言には、きちんと優しさと愛が感じられます。場のノリ的な雰囲気をその真面目さで鎮めてしまうことも多少ありますが、そんな時もその言葉のあまりの純粋さに周囲の人も「可愛い...」しか発せなくなる病にかかってしまうのです。

 

何を言ってるんだこの贔屓目激甘オタクが。悪く捉えられるところまで美化しやがって。

そう言われたらもう私は贔屓目なしで見ることは出来ないので何とも言えないのですが、道枝くんの熱意や信念のある言葉はパフォーマンスからちゃんと伝わってくるものがあるからこそ保証されています。

先輩達がどうしても不器用な道枝くんを「か〜わ〜い〜い〜」と言ってしまうのは、道枝くんが陰でひたむきに努力している姿を一番近くで見ているからです。

 

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ウゥッ...お顔の良さにあぐらをかかないひたむきな努力が眩しいっ...言葉にならない...

 

 

 

 

 

 

 

 

もうダメだ、、、

 

 

 

 

 

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この笑顔、全てをかけて守りたい

 

 

 

 

 

 

道枝くんがこの先、たくさんの新しい出会いとかけがえのない経験を通してどう変わっていくのか。輝かしい未来しか見えない。ダイヤモンド以上の輝き。何カラットなの?想像しただけでドキドキが止まらないその成長、ぜひとも見届けさせていただきたい...!

 

 

 

もちろんSexyZoneはこれからも大好きです。ファンのことをすごくよく考えてくれて、たくさんの幸せをくれるSexyZone。もう人生のパートナーと言っても過言ではないくらい、私の中で大きな存在です。だってデビュー当時11歳だったマリが今年で19歳になれば、そりゃあ応援し始めた時は10歳だった少女も今年で18歳になる訳ですよ。なんと感慨深い。

そしてLove-tuneという素敵なグループがあったこと、長妻怜央くんがジャニーズJrとして輝いていたこと、私の知らなかった世界を見せてくれたこと、ずっと忘れられないと思います。

 

でも道枝くんに出会えたことで、やっと少しだけ前を向けるような気がしています。

ファンとしての幸せは二の次に、ひたすら上を目指して駆け上がっていく道枝くんの成長を見ていたい。例え道枝くんの中でファンが小さな存在であったとしても(決してそんなことは無い)、自分のために、グループのためにひたむきに頑張る道枝くんをただただ応援していたい...。

 

 

 

 

 

よし

 

 

 

 

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キミに決めたッ!☆

 

 

 

 

 

 

道枝くんの顔、スタイル、真面目なところ、純粋なところ、真っ直ぐなところ、顔、努力家なところ、少し不器用なところ、一生懸命さ、笑顔、可能性、ふとした時の真剣な顔、顔、顔

 

全てがキラキラしていて見事にやられてしまいました。

 

 

 

 

 

そんなわけで、こんなド新規ではありますが、道枝くん、ひいてはなにわ男子も応援して行く所存にございます。

まだまだ応援しようと心に決めてから日が浅く、 道枝くんのことやなにわ男子のこと、関西ジャニーズJrのことは知らないことだらけです。これから道枝くんにまつわるたくさんのものを見たり、聞いたりすることで、もっともっと道枝くんの魅力的な部分を知り、もっともっと好きになっていくであろうことが楽しみで仕方がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道枝くんと同じ時代に生まれて良かった〜!

 

 

 

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